ブログでははじめまして。shi-shamo(ししゃも)と申します。以前からVOCALOID曲の重音テトによるカバーを投稿していましたが、ようやくボカロPとして駆け出しました。
ブログから知っていただいた方は、ぜひ動画もご覧ください。
このブログでは、Twitter(X)には書かないような楽曲制作における裏話を上げていこうと思います。行き場のないものを溜めているだけで、あくまで自己満足ですのであしからず。
今回は、私の初めてのオリジナル曲(厳密に言えば初めては謎の学級歌ですが)を制作する上での裏話?についてお話しようと思います。
なんで1年以上オリジナルやらなかったの?
私のことを見てくださっている方々がもしいらっしゃれば、みなさん最初に思うのはこれだと思います。申し開きのしようがありません。答えは簡単です。
DTM難しすぎない?
これに尽きます。何度もオリジナルを作ろうとはしていました。元々オリジナル曲を上げるつもりでチャンネル開設していたので当然ではあります。ここで、チャンネル開設から現在までの流れを見てみましょう。
2023/2/27 初めてのUTAUカバー投稿
このときは本当にオリジナルの練習のつもりでした。ただ当時使っていたPCがおさがりで、まさかの2013年製だったのでPCでのDTMは無理だと思い、iPhoneでGarageBandを使いMIXしていました。GarageBandの操作に慣れたらオリジナルも作ろう、と思ってはいたんです。ただ、
スマホの画面が小さすぎた。
当時も現在もiPhone13を愛用していて、普通に生活で使う分には十分大きいんです。ただ、楽曲制作には小さすぎてストレスだったので気が進みませんでした。ustを作ったり調声したりするのは楽しかったので、とりあえずカバーを頑張ろう、と思っていたのですが……
4月ごろ 初代PCが壊れる
本当に絶望しかなかったです。最初はIEも開けないほど重くなるところから始まり、最終的にはまともに起動せずBIOS画面に飛ばされるようになりました。めげずに初心者なりに調べて対処はしたのですが、元の状態に戻ることはありませんでした。明らかに寿命なので仕方ありませんが。そこで親や祖父母との交渉の末、
5月頭 2代目PC(新古品)を買ってもらう
新古品、というものをこの時初めて知りました。高校生が自分用に持つにはかなりスペックの高いものですが、本当にそれでいいの?!というお値段で購入することができました。
そして楽曲制作についても、ひとつの転機が訪れます。
5/6 SVテトを購入する
バイト禁止の高校生にとっては簡単に買える値段ではなかったので、初めは買うつもりはなかったんです。ですが、
【重音テト(Kasane Teto)SV】アイドル (YOASOBI / 推しの子 OP)【Synthesizer V Cover】 - YouTube
この動画との出会いが運命でした。SVテトが発売したことはもちろん知っていましたが、実際に歌っている動画を見るといてもたってもいられなくなり、いつの間にかお年玉をはたいて購入していました。
私のチャンネルをご覧いただけるとわかる通り、その後2ヶ月ほどは頻繁にカバーをアップしていましたが、半年空いています。
部活が忙しすぎて活動どころではなかった
というのが正直な理由です。私は音楽系の部活に所属しており、8月と10月の大会や9月の文化祭に向けての練習で目が回るようなスケジュールになったことで、活動に手が回らなくなりました。楽譜編曲の担当でもあったので、オフの日でも毎日音楽漬けではありましたが。
そしてオリジナル曲に関しては、まず最初に
Cakewalkに手を出す
手を出してはみました。ただ、調べても調べても難しすぎて私には全くわかりませんでした。初心者のくせに機能が豊富で複雑なものに飛びついたからでしょう。面倒臭がりな私はそこで一度心が折れ、カバーに注力しようと思っていました。調声もそんなに上手くないのに。
ただ、活動を応援してくれるお友達と話していてこのことに気づきます。
受験生になるまで時間なくない?
そう。私は高校生です。しかも大学進学を目指している。
どんなに嫌でも、あと1年もしたら勉強だけを本気で頑張らなければいけないときがやってくる。そのときに後悔したくない、と思ったわけです。そんなとき、とあるタグを見つけます。
#重音テト誕生祭2024
別に投稿祭とかいうわけではないですが、いい機会だと思ったわけです。春休みだし、やるならやるしかないと。一念発起して、まずはDAWをダウンロードします。今回使用しているのは、StudioOne(無料版)です。私にとっては記憶の片隅にいるCakewalkよりわかりやすかったです。
そこで、ネットで調べたり本を読んだりと試行錯誤してなんとか1曲仕上げたわけですが、とても長くなってしまったので曲については記事を分けようと思います。
ご覧いただきありがとうございました。